リレンザと木目の背景

南半球のリレンザ治験で飲ませ方を変えた結果

抗インフルエンザ薬のリレンザは吸引式なので、タミフルに比べるとウイルスに直接薬剤の成分が届きます。
しかし、吸引式ならではの問題点が存在します。
それは、現在市販されている薬の中には、リレンザのように吸引して薬剤を体内に摂り込む薬という薬が、少ないことが関係しています。
そのため、正しく吸引できる方というのが少ないので、定められた用法用量を投与できないケースが多いのです。
特に、小さな子供は吸い込むという行為自体が、ままならない状況なので、正しくリレンザを使用することは、極めて困難であると言えるでしょう。
そして、粉末状であるため、体内の奥深くまで届くことはありません。
粉末の多くが、気管の粘膜に張り付き、留まることが関係しています。
当然、タミフルよりも定められた使用回数というのは、多くなります。
何度も正しい使用を繰り返すことで、少しずつ治癒していきます。
また、リレンザは吸引式なので、タミフルのように服用するタイプや注射器タイプに比べると、必然的に体内に摂り込まれる量というのは少なくなります。
もちろん、体内に入る薬剤が少なくなれば、問題が起こる可能性も低くなります。
ところが、吸引タイプならではの問題もあります。
問題とは、呼吸器に問題があったり、持病を抱えている方の場合、気道に粉末が詰まってしまい、呼吸困難に陥る場合があるのです。
こういった点から、こうした持病などを持っている方に対しては、処方しない決まりになっています。
呼吸器に持病を持っている旨を伝えずに、リレンザが処方された時には、使用する前に医者に相談した方が良いでしょう。
リレンザは、抗インフルエンザ薬の中で、最も副作用の報告数が少ないので、副作用の心配はありません。