リレンザと木目の背景

リレンザの副作用で意識障害の心配は?

リレンザはインフルエンザの治療薬として有名で、専用の吸入器から薬剤を直接吸引することで効果を発揮します。成分であるザナミビルを口腔内で吸収して、細胞内に感染したウイルスが遊離しないように抑制し、増殖するのを抑えることで、インフルエンザの症状を緩和し回復を早めるというものです。リレンザの作用は吸引した喉周辺にのみ作用し、経口薬のように全身に効果が広がらないことで副作用も小さいと言われています。しかし、少なからず副作用は存在し、吐き気や喉の腫れ、動悸といったものが起こる報告もされています。同様にけいれんや異常行動、意識障害といった報告もありますが、これについてはリレンザとの因果関係がはっきりとしておらず、副作用によるものなのか、またはインフルエンザの症状によるものなのか断定できないとされています。一般的にはインフルエンザによる合併症である脳炎、脳症が疑われており、意識が混濁して奇声を発したり異常な行動をするのではないかと言われています。特に脳症は急激な症状で重症に至りやすく、インフルエンザが発症し発熱してから数時間から1日で神経症状が現れ、朝に発熱したら夜には病院のベッドで寝ていたということも少なくないようです。実際にリレンザを服用することで異常行動が見られた例がありますが、因果関係は不明とされており、やはりインフルエンザの急激な発熱や脳症が疑われています。添付文書にも副作用としては記載されておらず、異常行動や意識障害が起こった場合は、直ちに服用を止めるようにとされています。リレンザの副作用としては認められていないので問題ないのですが、インフルエンザによる意識障害は起こることがあるので、その場合はすぐにかかりつけの医師に連絡するようにしましょう。